不動産を探していると「土地と建物の名義が違う」という記載を見かけることがあります。このような不動産を売却する場合、通常の不動産売却とは異なる点があります。ここでは、その方法や注意点について解説します。

 

■売却の流れ
必要書類を揃える

登記簿謄本、売買契約書、重要事項説明書、不動産権利書、土地測量図、境界確認書、固定資産税納税通知書、本人確認書、印鑑証明書、住民票などを準備します。

名義統一の際は司法書士に依頼する

名義を統一する場合、司法書士に依頼すると確実です。名義変更の税率は土地の場合15%、建物の場合20%です。

 

権利関係に強い不動産会社を探す

名義が異なる不動産の売却は手続きが複雑です。経験豊富な不動産会社に依頼することでスムーズに進められます。

 

■売却時の注意点
確定申告を忘れない

不動産売却後、譲渡所得税を支払うために確定申告が必要です。忘れると延滞税や加算税がかかるので注意しましょう。

住宅ローンが残っている場合は銀行の承認を得る

住宅ローンが残っている場合、銀行の承認なしに名義変更や売却をすると契約違反になります。最悪の場合、一括返済を求められる可能性があります。

名義変更には税金がかかる

名義変更には贈与税や譲渡所得税がかかります。無償で名義を渡す場合は贈与税、売却形で名義変更する場合は譲渡所得税が発生します。

名義人と連絡が取れない場合を想定する

名義人と連絡が取れない場合、不在者財産管理人の選任を申し立てる必要があります。

 

■まとめ

土地と建物の名義が違う不動産を売却する際は、手続きが複雑になるため注意が必要です。ケースごとに売却方法や発生する費用が異なるので、慎重に手続きを進めることが大切です。

不動産や土地の売却を検討中の方は、ぜひユニコーンハウジングにご相談ください。

 

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