不動産売却と買取の違いについて

 

不動産の売却と買取の違いがよく知らない、という方も少なくはないかと思います。

そこで今回は、不動産売却と買取の違いについて解説いたします。

 

◆不動産売却と買取の違いとは？

 

はじめに、不動産売却と買取の違いについてご説明します。

 

不動産「売却」とは、不動産会社が売主と買主との仲介となり、不動産を売ることです。

つまり、買主が買い取るときには、基本的に買主と売主との契約になります。

 

一方で、不動産「買取」とは、不動産会社が不動産を買い取るため、結果的にその不動産は不動産会社のものとして個人に売られます。

つまり、買主が買い取るときには、売主は不動産会社になります。

 

では、売却と買取では、売れるまでの期間にどのくらいの違いがあるのでしょうか。

売却の場合は、不動産会社はあくまで仲介になりますので、通常だと1か月～3か月ほどかかると言われています。

しかし、買取の場合は、不動産会社に売るだけですので数日から数週間ほどで手続きが完了します。

 

売れる際の価格の違いについてはどうでしょうか。

売却の場合、売主が買主個人に直接売るので、市場価格の相場通りに売れることが多いようです。

ただし、買主が見つかるかどうかは運やタイミングが多いので、買主が見つからなければ価格を下げなければならない可能性もあります。

 

買取の場合は、市場価格より安いことが多いようです。

しかし、売却と違って仲介手数料は発生しません。

 

 

◆仲介と買取の使い分けを！

 

仲介（売却）と買取はどのように使い分けるのが良いでしょうか。

 

時間に制限がない場合は、不動産売却で売るのがおすすめです。

まとまったお金がすぐに必要な場合や、家を売る日が迫っていない限りは、売却が良いでしょう。

時間に余裕があれば、自分の納得する価格で買い取ってくれる人が見つかる可能性も高いです。

 

逆に、まとまったお金がすぐに必要なときや引っ越しなど、時間に制限がある場合には、不動産買取がおすすめです。

売却ではすぐに買い手が見つからないことも多いですが、不動産買取であれば、不動産会社が査定して買い取り次第、すぐに現金化することが出来ます。

 

 

まとめ

 

今回は、不動産売却と買取の違いを詳しくご紹介しました。

不動産を売却する際に、参考にしていただければ幸いです。

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